【人生の転機】19歳でアメリカへ渡った体験
「英語を使えると仕事に役立つ」
学生の頃はそんな考えで、英語学習をしていました。
今はインターネットや便利なアプリのおかげで、がんばって英語を習得したり、そのために海外へ行く必要はないです。
「価値観」や「考え方」が変わり、「人生」が変わります。
私は19歳でアメリカへ渡ってから、本当に人生が激変しました。
いろいろなエピソードを書いていきますので、ぜひみなさんも、インターネットなどで英語でのコミュニケーションを楽しむ、きっかけになると嬉しいです。
アメリカでは、ものすごくシンプルな驚きがありました
- アメリカはすごく豊か
- いろいろな race(人種)の人たちがいる
- 「英語」の発音や語彙はさまざま
日本でつけていた「知識」以外の、いろいろな事がとても驚きで、興味を刺激されました。
アメリカへ渡ったきっかけは、通っていた私立の短大の語学研修でした。
高校は公立で、英語学科コースで勉強していましたが、留学はまったく考えていませんでした。
私立の女子短大へ、間違って?進学してしまい、おかげで19歳で人生初の海外(旅行も含めて)、アメリカの南部に1カ月の語学研修で滞在しました。
テネシー州に滞在したのですが、とにかく土地が広大で、それぞれの家も大きいし、プールがあったり、装飾も綺麗だったり。研修先も私立の大学で、お洒落な雰囲気でした。
ニューヨークのブロードウェイ観劇や、フロリダのディズニーワールドにも行きました。さすが、私立のお嬢様学校でした。
アメリカの生活環境の豊かさとエンターテインメントのすごさに、とにかく衝撃を受けました。
(持参の現金は少しで、カードも使い慣れていなかったので、自分の現状との差を実感しました)
またアメリカへ行きたいと、日本ですぐ行動
- 両親に、アメリカへの「つて」を相談
- 1年間の語学勉強という目的
- 働きながら勉強するプラン
こんな考えで、父の仕事関係で、日本人向けの幼児教育の教室の手伝いをしながら、語学学校へ通うという話をみつけてもらいました。
場所はニュージャージー州、橋を渡ればニューヨークのマンハッタンという地域でしたが、話が決まった時はそんな知識さえありませんでした。
行ってみたら、まったく違う展開
- 最初の仕事場は、やめることに
- マンハッタンへ引っ越し
- 大学へ編入することに
教室の手伝いは住み込みで、アパートを用意してくれました。
でも、条件があいまいで、仕組みが成り立たず消滅、別に応募して一緒に住み始めた日本人の女の子は、1カ月で帰国を決めてしまいました。
私は帰国は考えず、教室の人たちに相談して、マンハッタンの女性向けの寮を紹介してもらいました。
Centro Maria Residenceという、教会に併設の寮で、修道女の方々が日々の対応をしてくれました。
54丁目の10番街と11番街の間、ミッドタウンにあり、とても便利でした。家賃は、小さめの個室で月550ドルほどでした。
ここで知り合った人たちの「つて」や「紹介」で、その後もいろいろな道が開けていきました。
日常で使う英語の勉強も、ニューヨーク市で運営しているスクールの授業を受け、世界各国の人たちに出会いました。
こんなわけで、20歳になる少し前に、マンハッタンで移民のような生活が始まったのでした。