【日常英語は気軽に】アメリカに住む前に準備した本
今はインターネットで気軽に、各国の人たちとコミュニケーションがとれると言っても、どんな英語が「気軽」なのかわからないですよね。私もそうでした。
なぜなら、最初の1年くらいは、仲良くなるのは一緒に英語を勉強途中の学生や移民の友人ばかり。みんなアメリカで育っていないのです。自分も含め、みんな外国人でした。
学校の先生の授業や、いろいろな日常手続きで使うのは、フォーマルな英語でした。
だから、日本で用意した日常英語のフレーズ集の本がとても役立ちました。
日常生活の英語のフレーズ集のポイント
- 持ち運びできるサイズを選ぶ
- 「自分の言葉」にしたい文だけ優先的に選んで覚える
- 実際に日常的に使いそうな部分は場面ごと覚える
今は電子書籍にすれば、持ち運びも気にならないですね。
「場面ごと」というのは、例えばバスや電車に乗る時の行先の確認や、道のたずね方など、前もって覚えておくと、とても安心です。
実際に使っていたフレーズ集
「起きてから寝るまで表現550」アルク
監修の吉田研作氏は当時、NHKテレビ英会話の講師をされていて、それで選んだのですが、すごく良かったです。
シンプルな英文で、いろいろな状況やニュアンス別の表現が載っています。
英文はネイティブの作成で、解説もついています。
今も、シリーズが進化して、とても人気のようです。
【CD-ROM・音声DL付(日英両語収録)】起きてから寝るまで英語表現1000
【音声DL付】改訂第二版 起きてから寝るまで英会話 口慣らし練習帳
【CD-ROM・音声DL付(日英両語収録)】起きてから寝るまで英語表現1000オフィス編
テレビの音楽番組やシットコムやドラマなどを聴き流すのも即効性アリ
- 音楽番組:「流行り」のカッコイイことを言います。
- シットコム:基本的にスタジオセットで観客の目前で撮影のコメディードラマなので、ライブ感があります。
- ドラマ:家族ものをみると、疑似体験できます。
慣習や言葉が分からず、やりとりが難しくても、映像を観ながら聴き流すと、いろいろな場面に慣れて身に付きます。
シットコムはシチュエーション・コメディー(Situation Comedy)の意味です。
「フルハウス」は日本でも有名で、子どもだった出演者たちが大人になって「フラーハウス」まで制作されて、すごく人気ですね。
カードや手紙に書くような、気の利いたフレーズを集める。
自分で作文するとニュアンスが違うので、ネイティブ英語をつなぎ合わせるほうが自然です。
相づちや会話を終えるフレーズも覚える
いろいろなフレーズが言えるようになってから、耳が追いついてくるので、最初の頃は、自分の英語を相手は理解してくれても、その返答を自分は理解できていない、ということも。
聴いてあまり理解できなくても、相づちの”uh-huh.”(うんうん)とか”I see.”(なるほど)で会話は進んだり、
”Did you say ~(相手が言った事の聴き取れた部分)?”と聴き返すと、相手がさらに詳しく説明してくれたり。
分かった箇所だけでも、自分の意見を言ったり返答をすると、けっこう話は弾みます。
“I’d better get going.“(もう行かなきゃ)といったフレーズも覚えると、自然に会話を終えることができます。
このトピックについては、もう少し詳しく書いていきます。